イケメンヤンキーに愛されて

他の人にばれたら嫌だ、と思い思いっきり手を振り払った。
それでも、また手を握ってくる。

今、何時・・・?
もうそろそろお昼ご飯だよね。

神様、仏様、マリア様!
どうか、助けて!

必死で願ったのが叶ったのか、食事当番の亜弓ちゃんが娯楽室に現れた。

「ごはん・・・できた・・・」

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