三日恋〜晴と雪の恋物語〜
「ふぅ~いっぱい食べた~。お腹いっぱい~」
他のお客さんも皆いなくなって、やっとあたしはたべるのを終えた。
「あれだけ食べれば腹いっぱいにもなるよな」
食器を片付けながら晴斗が言う。
「太るぞ?」
「い、いいの!あたし食べても太んないもん!」
あたしは言い返す。
「それはサッカーやってるからだろ?3日間の間に何キロ増えるか楽しみだな。今のうちに体重教えとけよ?」
にやりと笑う晴斗をあたしは睨んだ!
「晴斗のバカ!」
他のお客さんがいなくなったからってそんな事言うんだ!?
ちょうど奥から出てきた由美子さんに、
「ご馳走様でした」
とこえをかけると、あたしはそのまま部屋に駆け込んだ。