三日恋〜晴と雪の恋物語〜
あったかそうな、ほかほとした湯気が出てる!
思いっきり飛び込みたいけど絶対お母さんに起こられるからやらない。
お母さんを見てみると、お母さんも笑ってる。
あぁ、でもお母さん、やっぱりナイスバディ。
スタイルいいな~。
お母さんは十七歳であたしを生んだらしい。
あたしが十二歳だからまだギリギリ二十代。
スタイルもいいはずだ。
あたし達は温泉をゆっくり楽しんだ。
部屋に戻ると、お父さんがカタカタとパソコンをいじっていた。
「……お父さん、仕事?」
あたしが声をかけると微笑むお父さん。
「違うよ。明日の予定をはじめとする立てていたんだ。行きたいところがあったら、今のうちに言っておいてね」
「うん!」
あたしは元気よく頷いた。