三日恋〜晴と雪の恋物語〜
お父さんは、あたし達のためにいつもお仕事を頑張ってる。
だから、家族三人で旅行に行けることになって、すごく嬉しかった。
明日はどこに行くのかな~。
あたしはそんな事を考えながら眠りに着いた。
「おはよ……」
朝になって、自然に起きる。
目覚ましとかいらないし。
辺りを見渡すと、お父さんがパソコンをいじってて、お母さんが化粧をしていた。
「「おはよう」」
二人とも、挨拶を返してくれる。
「幸も起きた事だし、朝食に行っちゃおうか」
「うん!」
パソコンを閉じたお父さんに、笑顔で頷いた。