三日恋〜晴と雪の恋物語〜

「だぁぁあ!休憩だ!休憩!」


あたしより先に晴斗が根を上げた。


「お〜い!だらしないぞ!」


あたしも笑いながら、地べたに座り込んだ晴斗の隣に腰を降ろした。


「お前の、その、体力は、どこからきて、んだよ」


はぁはぁ言いながら晴斗が聞いてくる。


「あたしだって部活で鍛えてるもんね!晴斗こそ、運動してないんじゃないの?」
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