三日恋〜晴と雪の恋物語〜
晴斗を取り巻く空気が変わったのがすごく伝わってきた。
あたし今、すごくうざい奴だ。
人の事に首をつっこんで、思い出したくない事思い出させて。
晴斗にこんな顔させて……。
晴斗は、今にも泣きそうな、辛そうな顔をしていた。
はっと気づいた時にはもう遅い。
「晴斗……ごめ」
「関係ないって言っただろ!!」
晴斗は勢い良く立ち上がった。
その顔には、憎しみさえ見え隠れする。
メニュー