三日恋〜晴と雪の恋物語〜
しばらくそうして楽しんでいると、ふと、崖に誰かが体育座りしているのを見つけた。
あんなところで、誰?
危なくないのかな。
そして、その人をよく見てみると、
「はる……と?」
たぶん、間違いない。
晴斗だ。
どうやってあそこに行くんだろう。
とりあえず崖に沿って歩いてみよう。
あたしは崖の下まで行き、崖に沿って歩き始めた。
その崖はそんなに大きくもなく、ちょっと歩くと登り始める事ができた。