三日恋〜晴と雪の恋物語〜

話して


「晴斗…どうしたの?」


入学式が終わってからずっと無口だった俺に母が話しかけた。


「入学式疲れちゃった?」


「あ、ううん。大丈夫」


ボーッとしていて、反応が少し遅れる。


「ならいいんだけど…」


運転中の母の横顔はとても心配そうだ。


そういえば、弟の事があって両親と気まずかったけど、幸に出会って、両親と和解する事が出来た。


お互い思っている事を全部言い合って。


そしたら、両親は、晴斗は何も悪くないって言ってくれて、和解する事が出来た。
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