実はちょこっと悩んでます。
「じゃ、じゃあさ、試しに、Wデート、してみる?」

「で、デート!?」

「あ、あたし達と一緒なら、大丈夫だと、思う…からさ。」

「そ、そっか…。う、うん、わかった。」


真剣な顔でこくこく頷く零ちゃんは

いつもよりもずっと

女の子らしく見えた。
< 129 / 236 >

この作品をシェア

pagetop