実はちょこっと悩んでます。
自分が自分じゃないみたいで、怖い。

零ちゃんは、そういって

自分の体を、腕で抱え込んだ。


「…あたしも、そうだったよ。」

「…胡桃も…?」

「大好きな時雨君と、毎日一緒にいれるんだって思ったら、毎日ドキドキしてて、ワクワクしててね。あたしじゃないみたい。」


あたしは、そう言って

零ちゃんに笑いかけた。
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