そっと、もっと、ぎゅっと~私に限り無い愛を~
「お前の気持ちは?」

「・・・はなひて」

・…離してくれなきゃ、喋られない。


「・・・それで?」

コツンとおでことおでこがくっついた。

・・・恥ずかしすぎて、言いにくい。


「早く言わないと、このまま押し倒すけど?」

「?!・・・・ぃ、言います・・・私も、好き、です」

私の言葉に、これでもかってくらい、キラッキラの笑顔を浮かべ、

修はもう一度、キスを落とした。



…どん底に落ちた後は、幸せが待っていた。

なんて、やっぱり夢のようで。


「…やっぱ無理」

「・・・へ?」


「そんな可愛い顔してたら、おさまりきかなくなってきた」

「なっ///」

そのままソファーに押し倒され、上に修が乗っかった。

・・・こ、心の準備が。


・・・ッ!!


「ば~か、そんな鬼畜みたいな事しねえよ」

…デコピン、痛いですって。
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