そっと、もっと、ぎゅっと~私に限り無い愛を~
その声につられて声をあげると、私は固まる。
…ここは、第2企画部のオフィスの中、しかも真昼間。
という事は、今現在社員がたくさんいる。
・・・数センチの所にある互いの顔。
私は赤面したまま硬直している。
「なんて顔してんだ、襲うぞ」
そう小さな声で呟く修。
私は慌てて顔を逸らした。
…それを見た修は、心なしか笑っている。
完全に遊ばれている。…全く。この人は。
「大谷さんの勘違いですよ」
そう言って、パソコンに向かい直し、仕事を再開。
…しかし、私の顔の真横に自分の顔を持って来た修。
心臓に悪いです。
そんな事はお構いなしに、パソコンのマウスを動かしながら、ああでもない、こうでもないと言いながら、手直ししている。
「・・・あの」
「あの男、矢沢に気があるから気をつけろ」
「・・・」
またまた~。そんな事あるわけないじゃないですか?
と言わんばかりの顔で、修を見つめてみる。
・・・が。
修は逆に、ムッとした表情をした。・・・なぜ?
「お前は鈍感すぎ、男は皆、猛獣だと思え」
…猛獣?・・・お、思えません。
…ここは、第2企画部のオフィスの中、しかも真昼間。
という事は、今現在社員がたくさんいる。
・・・数センチの所にある互いの顔。
私は赤面したまま硬直している。
「なんて顔してんだ、襲うぞ」
そう小さな声で呟く修。
私は慌てて顔を逸らした。
…それを見た修は、心なしか笑っている。
完全に遊ばれている。…全く。この人は。
「大谷さんの勘違いですよ」
そう言って、パソコンに向かい直し、仕事を再開。
…しかし、私の顔の真横に自分の顔を持って来た修。
心臓に悪いです。
そんな事はお構いなしに、パソコンのマウスを動かしながら、ああでもない、こうでもないと言いながら、手直ししている。
「・・・あの」
「あの男、矢沢に気があるから気をつけろ」
「・・・」
またまた~。そんな事あるわけないじゃないですか?
と言わんばかりの顔で、修を見つめてみる。
・・・が。
修は逆に、ムッとした表情をした。・・・なぜ?
「お前は鈍感すぎ、男は皆、猛獣だと思え」
…猛獣?・・・お、思えません。