ずっと好き。
呼ばれたのは体育館裏だった。

そこには1人の男の子がいた。

「何かな?」

とても緊張してそう。

「あ、あのっ。俺、澤村 巧っていいます。百合さんのことが好きなんです。だから、付き合ってください!」

「ごめんね。私、付き合っている人がいるの。」

それにあなたのことなにも知らないし。

「そうなんですか。すみません。」

「こちらこそごめんね。」
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