偽装シンデレラ~キスの続きはオフィスの外で~
《12》新しい産業医
奈那子side-
「濱部先輩に頂いたミックスナッツ美味しかったです」
「ん、あ・・・そう」
田所さんに濱部先輩と呼ばれる。まだまだ、慣れない苗字に返事が遅れた。
「失礼します・・・」
総務部フロアにダークブラウンのスーツ姿の相馬先生が入って来た。
「!!?」
「あ、あの人って・・・相馬社長のご子息の柚希様ですよね」
「そ、そうね・・・」
「今日からお世話になります。産業医の相馬柚希です。健康管理室はどちらですか?」
新しい産業医が来ると田中部長に訊いていた。まさか、そのドクターが相馬先生だとは。
私が椅子を立って応対する。
「総務部の濱部奈那子です。私が案内します」
私は健康管理室のドアのカギを手に持ち、相馬先生を案内する。
「ん、あ・・・そう」
田所さんに濱部先輩と呼ばれる。まだまだ、慣れない苗字に返事が遅れた。
「失礼します・・・」
総務部フロアにダークブラウンのスーツ姿の相馬先生が入って来た。
「!!?」
「あ、あの人って・・・相馬社長のご子息の柚希様ですよね」
「そ、そうね・・・」
「今日からお世話になります。産業医の相馬柚希です。健康管理室はどちらですか?」
新しい産業医が来ると田中部長に訊いていた。まさか、そのドクターが相馬先生だとは。
私が椅子を立って応対する。
「総務部の濱部奈那子です。私が案内します」
私は健康管理室のドアのカギを手に持ち、相馬先生を案内する。