偽装シンデレラ~続きはオフィスの外で~
奈那子のコトが気になって眠れなかったが、今日は接待ゴルフ。
俺が大欠伸しながら起きて来ると奈那子がキッチンに立っていた。
「帰ってたのか?」
「あ…はい。今日は確か…『ソーマ』の相馬社長とゴルフでしたよね」
今日は柚希さんの父親・相馬社長に同行して、政界の若手議員達とゴルフコンペする。
相馬社長が俺の顔見せの為に主催してくれた。
「クリーニングのマフラー…テーブルに置いてる」
俺はリビングのテーブルに置いたマフラーを指差した。
「ありがとう」
「…つーか…それ誰のマフラー?どう見ても男物だろ?」
「柚希さんから借りました…」
奈那子は動揺をするコトなく、堂々と言い放った。
胸の奥にジリッと嫉妬で焼ける。
奈那子の無表情な表情にムカつき、吠えた。
「昨日の夜も柚希さんと会っていたのか?弥英子ちゃんのお見舞いなんてウソだろ?俺が全部知ってんだ!!実家に泊まったのだって・・・」
「稜真さんには関係ありません」
俺が大欠伸しながら起きて来ると奈那子がキッチンに立っていた。
「帰ってたのか?」
「あ…はい。今日は確か…『ソーマ』の相馬社長とゴルフでしたよね」
今日は柚希さんの父親・相馬社長に同行して、政界の若手議員達とゴルフコンペする。
相馬社長が俺の顔見せの為に主催してくれた。
「クリーニングのマフラー…テーブルに置いてる」
俺はリビングのテーブルに置いたマフラーを指差した。
「ありがとう」
「…つーか…それ誰のマフラー?どう見ても男物だろ?」
「柚希さんから借りました…」
奈那子は動揺をするコトなく、堂々と言い放った。
胸の奥にジリッと嫉妬で焼ける。
奈那子の無表情な表情にムカつき、吠えた。
「昨日の夜も柚希さんと会っていたのか?弥英子ちゃんのお見舞いなんてウソだろ?俺が全部知ってんだ!!実家に泊まったのだって・・・」
「稜真さんには関係ありません」