偽装シンデレラ~続きはオフィスの外で~
「このまま離婚するのか?稜真」
「奈那子さんは父さんのお気に入りだぞ!!こんなコトがバレたら、お前…それでなくても…彩名の件でお前と父さんの間には溝があると言うのに」
「仕方がないだろ!?奈那子は柚希さんのコトを…」
「稜真お前…本当にそう思ってるのか?」
「だって…菜々子と柚希さんは俺の知らない所で……」
「奈那子さんは歌舞伎町のクラブでホステスのアルバイトしてるんだよ」
「奈那子がホステス!?」
「柚希さんはその店に出入りしている常連客だ。別に二人でイチャイチャしてるワケじゃない。酒を飲んでるだけだ」
「ま、柾貴っ!!?何でそんな大切なコト言わなかったんだ!!」
俺は腰を上げて柾貴に向かって怒鳴った。脳内に自分の声が木霊してこめかみの辺りがキーンと痛み出す。
「頭が痛い…」
「奈那子さんは父さんのお気に入りだぞ!!こんなコトがバレたら、お前…それでなくても…彩名の件でお前と父さんの間には溝があると言うのに」
「仕方がないだろ!?奈那子は柚希さんのコトを…」
「稜真お前…本当にそう思ってるのか?」
「だって…菜々子と柚希さんは俺の知らない所で……」
「奈那子さんは歌舞伎町のクラブでホステスのアルバイトしてるんだよ」
「奈那子がホステス!?」
「柚希さんはその店に出入りしている常連客だ。別に二人でイチャイチャしてるワケじゃない。酒を飲んでるだけだ」
「ま、柾貴っ!!?何でそんな大切なコト言わなかったんだ!!」
俺は腰を上げて柾貴に向かって怒鳴った。脳内に自分の声が木霊してこめかみの辺りがキーンと痛み出す。
「頭が痛い…」