偽装シンデレラ~続きはオフィスの外で~
新橋駅の日比谷口。
ここは鉄道発祥の地。
SL広場にはクリスマスが近いと合ってSL型のイルミネーションのオブジェが限定で飾られていた。
「綺麗」
私はスマホでSLのイルミネーションを撮影する。
「女はイルミネーションスキだよなぁ」
「部長は撮らないんですか?」
「撮ってもいいけど…」
部長がコートのポケットからスマホを取り出す。
「あら?奈那子」
その声は大学時代の同級生・吉野璃々子(ヨシノリリコ)
隣には真一がバツの悪そうな表情で突っ立っていた。
「誰だ?」
「二人とも大学時代の同級生です」
「ふうん」
濱部部長は真一をジッと観察するように見つめる。
「奈那子、隣の方は誰?」
璃々子は積極的に私に話し掛けて来た。
真一のスキになった女性が凛々子とは。
ここは鉄道発祥の地。
SL広場にはクリスマスが近いと合ってSL型のイルミネーションのオブジェが限定で飾られていた。
「綺麗」
私はスマホでSLのイルミネーションを撮影する。
「女はイルミネーションスキだよなぁ」
「部長は撮らないんですか?」
「撮ってもいいけど…」
部長がコートのポケットからスマホを取り出す。
「あら?奈那子」
その声は大学時代の同級生・吉野璃々子(ヨシノリリコ)
隣には真一がバツの悪そうな表情で突っ立っていた。
「誰だ?」
「二人とも大学時代の同級生です」
「ふうん」
濱部部長は真一をジッと観察するように見つめる。
「奈那子、隣の方は誰?」
璃々子は積極的に私に話し掛けて来た。
真一のスキになった女性が凛々子とは。