偽装シンデレラ~続きはオフィスの外で~
「その逆です…私は貴方がスキなの!!」
私のキモチを一方的に決めつける稜真さんに本当のキモチを伝える。
「でも、貴方は違う…」
「…俺がスキ?」
稜真さんは驚いたようにキョトンと目つきで私を見つめ返す。
「俺はてっきり…お前がスキなのは柚希さんかと…柚希さんには負い目があるから…柚希さんからはお前を奪えないと思っていた」
「稜真…さん」
「俺も奈那子お前がスキだ」
隣に座る稜真さんの手が私の肩を抱いて来る。
私は彼の温もりに導かれるように彼の肩に頬を寄せた。
「結婚しよう」
「偽装結婚ですか?」
「いやホンモノの結婚だ…」
「考えさせて下さい…」
「俺がスキなんだろ?考えるコトなんてない。俺と結婚するんだ!奈那子」
稜真さんは私の唇を奪い、強引にプロポーズを承諾させた。
キスの味はアルコールの味。
「また…お酒飲んでますね…これも酒の勢いで済ませるつもりですか?」
「あの夜のコト…ずっと訊きたかったんだ。俺…奈那子とヤッたコトは記憶にあるんだけど、おぼろげにしか憶えていない。俺…お前に何て言ってた?」
「何度も私を愛してると言ってました…唯の出まかせかと思っていたけど」
「出まかせって…酷いぞ。奈那子」
「普段のチャラさが悪いんです」
「俺は心からお前を愛してる」
いつかは解ける魔法だと思っていたが、私達は心を通い合わせた。
私のキモチを一方的に決めつける稜真さんに本当のキモチを伝える。
「でも、貴方は違う…」
「…俺がスキ?」
稜真さんは驚いたようにキョトンと目つきで私を見つめ返す。
「俺はてっきり…お前がスキなのは柚希さんかと…柚希さんには負い目があるから…柚希さんからはお前を奪えないと思っていた」
「稜真…さん」
「俺も奈那子お前がスキだ」
隣に座る稜真さんの手が私の肩を抱いて来る。
私は彼の温もりに導かれるように彼の肩に頬を寄せた。
「結婚しよう」
「偽装結婚ですか?」
「いやホンモノの結婚だ…」
「考えさせて下さい…」
「俺がスキなんだろ?考えるコトなんてない。俺と結婚するんだ!奈那子」
稜真さんは私の唇を奪い、強引にプロポーズを承諾させた。
キスの味はアルコールの味。
「また…お酒飲んでますね…これも酒の勢いで済ませるつもりですか?」
「あの夜のコト…ずっと訊きたかったんだ。俺…奈那子とヤッたコトは記憶にあるんだけど、おぼろげにしか憶えていない。俺…お前に何て言ってた?」
「何度も私を愛してると言ってました…唯の出まかせかと思っていたけど」
「出まかせって…酷いぞ。奈那子」
「普段のチャラさが悪いんです」
「俺は心からお前を愛してる」
いつかは解ける魔法だと思っていたが、私達は心を通い合わせた。