偽装シンデレラ~キスの続きはオフィスの外で~
総務課フロアにフラリと現れたのは秘書室の室長で同期の栗原柾貴さん。
颯爽とした長身の背丈。
キリッとした怜悧な瞳に輪郭の整ったクールフェイス。
細いメタルフレームがキラッと照明に反射して光る。
彼の絶対零度のオーラに緊張が走った。
「地道さん」
低く響く声。
「何か御用ですか?栗原さん」
「会長がお呼びです」
「会長が…私を?」
濱部部長からは昼休みだと訊いたのに。
「私と一緒に来て下さい」
「承知しました」
颯爽とした長身の背丈。
キリッとした怜悧な瞳に輪郭の整ったクールフェイス。
細いメタルフレームがキラッと照明に反射して光る。
彼の絶対零度のオーラに緊張が走った。
「地道さん」
低く響く声。
「何か御用ですか?栗原さん」
「会長がお呼びです」
「会長が…私を?」
濱部部長からは昼休みだと訊いたのに。
「私と一緒に来て下さい」
「承知しました」