偽装シンデレラ~続きはオフィスの外で~

稜真side-

婆ちゃんは孫である俺よりも奈那子の方を高く評価していた。

どうして俺が奈那子の尻に敷かれなきゃならない。

俺が本気のキスしても、彼女がキスに酔うのはほんの僅か。

元のクールな彼女に戻ってしまう。

『嫌な男』


俺の憎まれ口を叩いた。

彼女に対抗して『可愛くない女』と言い返したが。

心の中で後悔していた。




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