偽装シンデレラ~キスの続きはオフィスの外で~
「稜真さんと相馬先生って…仲悪いんですか?」
「別に…」
稜真さんは頭を上げて大きな溜息を付いた。
「俺達…元旦に挙式だってどう思う?」
「どう思うと言われても…美古会長が決めたコトだし」
「従うしかないんだけどな・・・」
稜真さんもソファから立ち上がって気を紛らそうと奥の部屋に入っていった。
私も彼の後を追う。
リビングルームを抜けベットルームを抜けていく。
ベットは二人でも大き過ぎるダブルベット。
ベランダが付設されていて、見渡す限りのオーシャンビューが広がる。
「凄い…」
「このホテルでは最高級の部屋だからな」
稜真さんと私は暫しコバルトブルーの海に見惚れた。
「あ…早く着替えないと…」
私は部屋に戻ってキャリーケースを開け、着替えを取り出した。
「何処に行くんだ?ここで着替えればいいじゃん」
「稜真さんが居るでしょ?」
「俺達…夫婦だろ??」
「夫婦って…それはあくまで偽装でしょ?」
「そうだけど…」
私は稜真さんとの掛け合いを中断して、洗面ルームを探してそこで着替えた。
「別に…」
稜真さんは頭を上げて大きな溜息を付いた。
「俺達…元旦に挙式だってどう思う?」
「どう思うと言われても…美古会長が決めたコトだし」
「従うしかないんだけどな・・・」
稜真さんもソファから立ち上がって気を紛らそうと奥の部屋に入っていった。
私も彼の後を追う。
リビングルームを抜けベットルームを抜けていく。
ベットは二人でも大き過ぎるダブルベット。
ベランダが付設されていて、見渡す限りのオーシャンビューが広がる。
「凄い…」
「このホテルでは最高級の部屋だからな」
稜真さんと私は暫しコバルトブルーの海に見惚れた。
「あ…早く着替えないと…」
私は部屋に戻ってキャリーケースを開け、着替えを取り出した。
「何処に行くんだ?ここで着替えればいいじゃん」
「稜真さんが居るでしょ?」
「俺達…夫婦だろ??」
「夫婦って…それはあくまで偽装でしょ?」
「そうだけど…」
私は稜真さんとの掛け合いを中断して、洗面ルームを探してそこで着替えた。