お堅い男子は好きですか?~二人の幼なじみと甘々な恋~
「ふうぅ、先輩、美味しかったですねー!!!お腹一杯ですね!」
パスタを食べ終わり、
30分ほどラッフィの装飾がされた店内の写真をくまなく撮った雪菜はやっと満足して店を出た。
「美味しかったね。
うーん、俺は男だから、まだまだいけるよ」
馨はにっこりと笑う。
まだまだ食べられると言うが、先輩は筋肉もちゃんとあるが
太っていない。
(馨先輩って昔からどちらかというと大食いなのにいい体してるよね…)
「よくそんなに食べて太りませんよね~…やっぱり弓道でエネルギー使うのでしょうか」
ネズミーランドのメルヘンな通りをバックに
雪菜は馨をちらりと見る。