ダーリンは財閥

ﾌﾟﾛﾎﾟｰｽﾞの返事

次の日会社に行くと拓哉の結婚の話で持ちきりだった。

「愛知ってた？
会長の結婚相手この会社にいるの」

私は知らない振りをした。

私は仕事に取りかかった。

パソコンで作業してるとメールが届いた。

「二日酔いはいかがですか〜
愛しの奥様」

私は慌てて消した。

トイレに行くふりしてトイレの中から拓哉にメールした。

「誰かに見られたらどうするの」
「見られても構わない俺は☆｣

「拓哉は良くても私は困る」

私はそのまま仕事に戻った。

昼休みになり私はお弁当を食べてた。

珍しく拓哉は来なかった。

《さっきのメール傷つけたなかぁ》

と少し反省してた。

部所の人達が帰って来て又慌ただしく１日が終わった。

帰ろうとしたら

「主任今夜予定ありますか」

新入社員に声をかけられた。

「別にないよ。
どうして」

「主任に教えてもらいたい部分あるんですが
少し教えてもらえませんか」

「いいよ。」

私は新入社員の子と勉強会見たいな感じで会社の近くの喫茶店に寄った。

「主任、
次のプレゼン絶対成功させましょうね」

「そうだね」

とコーヒーを飲みながら二時間位勉強会をした。

喫茶店出て帰り際に

「主任有り難うございました」

と元気な声で言うと帰って行った
私は気分が良くてバーに行きたく
なりそのままバーに行った。

「愛今日は楽しそうだね」

マスターに言われ理由を話した。
「後輩に頼られるのは嬉しいよね確かに」

とマスターも笑顔だった。

私は二杯カクテルを飲み家に帰った。

拓哉への返事は毎日真剣に考えた
そしてとうとうその日が来た。

「会社終わったら部屋で待ってます。
湖は愛病み上がりだから、
それにプレゼン前だから。」

《本当拓哉って優しい》

と心から思った。

仕事終わり私はクリスマスプレゼントを買い拓哉のマンションのﾁｬｲﾑを鳴らした。

《ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ》

「さぁ入って」

「お邪魔します」

と部屋に入った瞬間

《わぁ綺麗》

しか言葉か出なかった。

部屋全体がｸﾘｽﾏｽﾛｰｽﾞで一杯だった。

私は拓哉にテーブルに座らせられて、
拓哉はｷｯﾁﾝでなにかをしてた次から次に運ばれてくる料理に私はビックリするしかなかった。

料理が並び私と拓哉は二人だけの誕生日&ｸﾘｽﾏｽを祝った。

私が洗い物してると。

「愛？
今日は返事聞けるよね」

と後ろから抱きしめられた。

洗い物が終わり私はバックからプレゼント出して拓哉に渡しながら笑顔で言うつもりが泣き声に変わってしまった。

「拓哉と離れるなんて出来ないからずっと側にいさせて下さい」

拓哉は私の頬を両手で包みながらｷｽしてきた。

「絶対幸せにする」

「明日も会社だから帰らないと」
「今日は帰す気はないから愛を」
と抱きしめられた。

首筋に拓哉の唇が当たる度

《ﾋﾟｸｯ》

と体が震えた。

拓哉はやめようとしない。

「今日は沢山愛を見たいな」

と部屋の明かりを拓哉は消した。
私は手を引かれベッドに連れて行かれた。

「久しぶりだから怖いか」

「ううん！
緊張するやっぱり」

「メチャクチャ可愛い」

と私は倒され拓哉の顔は真上にあった。

暗かったけど見えた。

「愛？
愛してる」

拓哉は優しく耳元でささやいた。
ボタンが上から順々に外されて行くのが分かった。

拓哉の肌が私の肌に触れてるそれだけで幸せになれた。

終わってからも腕枕しながら髪を撫でてくれた。

いつの間にか裸のまま二人で寝てしまった。

携帯の目覚ましで目が覚めた。

拓哉は子供見たいに寝てた。

私は拓哉の鼻をなぞった。

「愛おはよう」

「拓哉おはよう」

それから二人で朝御飯食べて会社に向かった。