ダーリンは財閥

私達のbaby

結婚して今日は一年目の記念日。
私はお祝いの買い物に一人で買い物に来た。

拓哉は仕事が忙しくて抜け出せなかった。

デパートでケーキを買い
食事の材料を買ってﾏﾝｼｮﾝに着いた。

ﾏﾝｼｮﾝに着いた途端足がﾌﾗﾌﾗして立ってるのも辛い感じだった。

私はソファーで少し横になってた
『ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ』

拓哉が帰って来たのは覚えてるけど私はそのまま意識を失い築くと病院のベッドだった。

目を覚ますと拓哉の両親に私のお母さんがいて驚いた！！

「拓哉、あたしぃ」

「愛大丈夫か？
いきなり倒れたからビックリしたよ」

「心配かけてごめんなさい」

拓哉のお母さんが

「愛さんだけの体じゃもうないんだから遠慮せずに頼ってね」

「私だけの体じゃない？」

拓哉を不思議そうに見るといきなり抱きしめられ

「俺と愛の子お腹にいるんだよ」
と涙声で言われた。

私もつられて泣いてしまった。

妊娠３ヶ月だった。

互いの両親は涙流しながら喜んでた。

拓哉もお腹に耳当てながら何かしら話してた。

私は疲労で倒れたらしい。

私はそのまま産婦人科へ向かい拓哉も一緒に今後の説明を受けた。
仕事は続けたかったけど安定期に入るまで休むことにした。

その日はﾏﾝｼｮﾝに着くなり拓哉はお姫様抱っこでソファーに連れて行ってくれた。

私をソファーに座らせると

「愛？
これからは絶対部屋に一人には出来ないから会長室でデザイン書けばいいから」

「私は部屋で平気だよ」

「俺が心配だから側にいて」

「分かった」

拓哉は抱き付いて来た。

「愛のお腹に俺の子がいるなんて凄く幸せ」

とお腹に抱き付いて離れなかった
「拓哉お腹空いたでしょ。
今用意するから座ってて」

拓哉は私の手を握り

「俺が作るから愛は座ってな」

と頭をﾎﾟﾝﾎﾟﾝ叩いて台所に向かって行った。

料理をする拓哉をソファーからずっと眺めていた。

「そんなに見つめたら穴あくよ愛たん」

とﾆｯｺﾘしながら私に言ってきた。
私はテレビをつけ時間を潰した。
「愛？出来たよ」

テーブルに並んだ料理に

「うわぁっ美味しそう」

と叫んでしまった。

「沢山食べて赤ちゃんの分も遠慮しないでな愛」

私は美味し過ぎて次から次に口に運んだ。

拓哉はそんな私を見ながら

「本当美味しそうに食べるな愛は」
「本当いくらでも食べられるよ拓哉本当に料理うまいね」

「まだまだレパートリーはあるから沢山作るよ」

「うんっ！
全部食べる」

とﾆｯｺﾘと笑った。

拓哉はワイン飲みながら私が食べるのをずっと見ながら微笑んでた
お腹一杯になりソファーで少し横になってた。

拓哉が隣に来て膝枕しながら頭を撫でてくれてたらいつの間にか寝てしまった。