ダーリンは財閥

月明かりでネックレスはｷﾗｷﾗをました。

私は拓哉に寄り添いながら景色を眺めてた。

隣でタバコを吸ってる拓哉もカッコ良かった。

私は拓哉に寄り添いながら

《有り難う拓哉》

と心で伝えた。

拓哉と出会いで私は夢のような暮らしに感謝した。

人の出会いは本当に素敵なんだと日頃から思うようになった。

絶対に御曹司となんて夢は私のなかにはなかったから拓哉との出会いは本当神様からのプレゼント何だと毎日思う。

沖縄から帰ったら又デザインのデッサンに時間追われるけど、
世に私の作品を出すことは私の幼い頃からの夢だから頑張るしかない。

拓哉が側にいるんだから心強かった。

沖縄も今日が最後になった。

私は初めてのダイビングに挑戦した。

拓哉に手を握られ二人で海に潜った。

拓哉の指示でダイビングしてると指指され見ると

『summersnow』

珊瑚礁の産卵。

見てると凄く涙が溢れた。

海の中にもこんな神秘な世界あるんだと感動した。

海の生物にも沢山会えた。

自然界のくまのみはやっぱり可愛かった。

海の中は静かだけど何故か本当癒された時間だった。

海から上がるとバーベキューの準備の為買い出しに出た。

沖縄の魚は色鮮やかで食べるのが勿体ない気持ちがした。

「愛？
肉どっちにする」

「拓哉に任せるよ」

拓哉は真剣に肉を選んでた。

買い物終わり庭で準備に取りかかった。

バーベキューだけは拓哉には負けずほぼ私が下ごしらえから焼く用意迄した。

その間拓哉は肉の味付け。

準備が整い私達はある夫婦を迎えに部屋を尋ねた。

《ｺﾝｺﾝ》

「はい」

ドアから出て来たのは旦那さんの方だった。

奥様は目が見えない人だった。

ダイビングの時に知り合いになった。

目が見えない奥様の楽しみだと聞いた。

バーベキューに招待したのは私の感謝の意味も込めたかったから。
ご夫婦がいなかったら私は怖くて潜れなかったから。

私は拓哉とご夫婦を案内した

旦那様は

「今日は御招待有り難うございます。
本当に割り勘じゃなくて大丈夫ですか」

拓哉は

「妻がお世話になりましたから遠慮なく楽しんで下さい」

旦那様は

「本当に有り難うございます」

私は拓哉と選んだ二人へのペアーペンダントを渡した。

「旦那様と奥様に絶対似合うと思い買いました。
つけて下さい」

旦那様は涙を流しながら奥様にネックレスをつけていた。

奥様も手でネックレスを触りながら泣きながらお礼言ってた。

私も拓哉も涙した。

奥様は旦那様と結婚してから目が見えなくなったと聞いた。

二人で自殺も考えたとか。

只ある医師に出会い生きる希望を得た事など涙流しながら話してくれた。

ご夫婦の愛の絆が本当強い事が伝わった。

バーベキューは初めてらしく凄く喜んでくれた。

四人でメチャクチャ楽しんだ。

バーベキューが終わりご夫婦を部屋まで送った後バーベキューの後片付けを拓哉とした。

「ご夫婦凄く笑顔だったな愛」

「凄く素敵なご夫婦だよね」

「俺と愛もいつまでもご夫婦見たいな仲良しでいような」

とおでこにキスされた。

バーベキューも片付け終わり部屋へ入り帰りの支度を私はした。

拓哉は疲れたのかソファーでｸﾞｯｽﾘﾓｰﾄﾞ。

寝てる拓哉に

《有り難う》

とキスをした。