悪魔の大罪
「すまない、遅くなってしまった」
「おかえりなさい、ご飯できてるけど…悪魔って人間の魂を主食にしていきてるんだよね」
微小に震えながら聞いてくる真奈の姿に愛しさを感じ、その反面悪戯心も芽生えた
「そうだよ〜僕達悪魔は人間の魂を喰らって生きているんだ」
さっきまでとは違い涙を流しながら震える真奈
まるで、狼の群れに囲まれた子羊のようだ…
とても愛おしい
他の誰にもあわせたくない…
僕だけの物にしたい。閉じ込めて逃げられないように…
(これじゃあ、あの強欲野郎と一緒じゃないか)
「すまない、悪ふざけがすぎたようだね」
「魂じゃなくても食べられるの…?」
「平気だよ。早く真奈の美味しい手料理を食べさせておくれ」
「もぉ!ホントに吃驚したんだからね!」
頬を膨らませ怒ったような声をだす僕の可愛いお嫁さん
テーブルの上には暖かいハンバーグ
愛妻が作ってくれた初めての手料理を食べながら一時の幸せを感じる
君と僕との二人だけの暮らしが
(これから、楽しみだ…)
二章END
「おかえりなさい、ご飯できてるけど…悪魔って人間の魂を主食にしていきてるんだよね」
微小に震えながら聞いてくる真奈の姿に愛しさを感じ、その反面悪戯心も芽生えた
「そうだよ〜僕達悪魔は人間の魂を喰らって生きているんだ」
さっきまでとは違い涙を流しながら震える真奈
まるで、狼の群れに囲まれた子羊のようだ…
とても愛おしい
他の誰にもあわせたくない…
僕だけの物にしたい。閉じ込めて逃げられないように…
(これじゃあ、あの強欲野郎と一緒じゃないか)
「すまない、悪ふざけがすぎたようだね」
「魂じゃなくても食べられるの…?」
「平気だよ。早く真奈の美味しい手料理を食べさせておくれ」
「もぉ!ホントに吃驚したんだからね!」
頬を膨らませ怒ったような声をだす僕の可愛いお嫁さん
テーブルの上には暖かいハンバーグ
愛妻が作ってくれた初めての手料理を食べながら一時の幸せを感じる
君と僕との二人だけの暮らしが
(これから、楽しみだ…)
二章END