悪魔の大罪
「あいつか…」
『暴食のベルゼブブ』
ーーーーーーーーーーーーー
薄暗い森の奥にある一つの豪邸
気品が漂う豪華な作りをしている。
その家の主も魔界で1.2を争うほど優雅で美しい
なんといっても、切れ長の紅い瞳、漆黒の様に深い髪色が悪魔女子の心を擽るらしい
彼に攻められたい悪魔女子が急上昇中とのこと
「これが、マジなんだよなぁー!」
「信じられんな、あのルシファーが人間などにうつつをぬかすなど…」
「気になるなら自分で確かめてみろよ!あれは、かなり入れ込んでやがる」
「あの傲慢が執心する女…
いつものくだらない話より遥かに価値がある情報だな。貴様にしてはいいことを聞かせてもらった」
「そうだろ〜!俺にしては……って!俺にしてはってどーゆうことだぁ!!」
ーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「おかえり真奈」
玄関を開けた先には何故かレンくんの姿が
「ただいまー」