〜ΒΘЯDЕR X〜ボーダークロス
「競い合うスタイルはエアー・ジブ・ハーフパイプ・ボーダークロス…っなど多種多様のスタイルを持つチームが参戦してるの」
姫華が説明をつけると
「…でもそれじゃあさ、苦手な種目が出てきたり大会予選の形式がバラバラになって日本一なんて決めるのは難しくない?」
「ふふふ…そこがシロートの浅はかな考えね。…今大会に求められるのは総合滑走能力!!…例えばパークが得意でもフリーランが疎かじゃあ大会予選前に終わりなのよ」
「へっ!?」
分かった様な分からない様な顔をした冬哉へさらに姫華が
「よ〜するに!!…例えば自分たちがエアが得意でジブが苦手だったとして対戦チームがジブを指定してきたら即負けは決定でしょ?」
「そう…だから全てにおいて総合滑走能力が問われる訳。大会予選と決勝はそれに見合った舞台が用意されるみたいだけど…未だその全貌だけは明らかにされてないんだ。」