〜ΒΘЯDЕR X〜ボーダークロス

「『…しない!?』って角スコ買ってる時点でやる気満々だよね!?」

…すかさず勇太が突っ込む。

「イヤイヤ…それがさぁ〜…最近の俺達、何だか刺激が足りないと思わん?」

「え〜!?…刺激なら冬哉が毎回起こすじゃん!!…前回だって………」

「あ…いや…と、とにかく面白そうじゃん!!…ねっ?勇太?」

姫華のクリクリとした眼に睨まれながら『また小言を言われてたまるかっ!』と思い、すかさず勇太に助けを求める。

「う〜ん。しょうがない。…じゃあ明日ちょっとだけ行って様子を見ようか?」

…勇太は少し戸惑いながら言ってみても小学生の頃から何をするにしても一緒だった冬哉の『突然の告白』の様な行動には慣れた感じで話を進める。

…それに『コイツは一度言い出したら聞かない』と勇太は知っているから……
< 9 / 27 >

この作品をシェア

pagetop