S-exchenge
すっげえ気持ちいいからってのもあるけど、可愛い子ちゃんの髪の毛は柔らかい猫っ毛で、いつまでも触っていたくなるような手触りで、それもあって俺は手を離せないでいた。


「まぁ、でも、ここはいいトコロだな。
連れてきてくれてサンキュ。」


可愛い子ちゃんの隣に腰掛けて、そう言った俺の言葉は俺の心の底からの気持ちで、意識して作らなくても自然に浮かんできた笑顔までもがオマケについていた。


俺のルーツの場所だって事をさっぴいても、この静かな景色の場所は本当にいい場所だった。
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