S-exchenge

「へ………え。」


俺の言葉は可愛い子ちゃんの想像を遥かに超えていたみたいで、それでなくっても大きな目を真ん丸になるぐらい見開いて驚いた表情を形作っている。


その反応に、俺はまた吹き出してしまった。


「ぶぶっ！
………お、お前、判りやすすぎ………っ！
目ン玉まんまるになってるぞ。」


そうして、笑いをなるべくこらえながら俺は言葉を続けた。


「………お前、よっぽど素直に育って来たんだろ。
笑えるぐらい、全部顔に出てるぞ。」


そう言いながら、俺はつい可愛い子ちゃんの頭をまた混ぜてしまう。