いつもいつも、いつまでも… ～石田班長～

そんな感想をもらしながら入りたい生徒会を決めていた

『凛華祭実行委員会』


アタシは、決めた


生徒会説明会が終わり、お昼を食べ、あっという間に掃除だ


アタシのいる班は体研（体育科研究室）という大体の一部の部屋の掃除だ


研究室だから先生がいる

アタシの担当が終わり、窓から校庭をぼ～っと見ていたら


南館から大体への渡り廊下があり、その渡り廊下から入口まで10メートルほどコンクリートで出来た道がある
無論、屋根付き

そこに持ち運べる簡易的なテニスのネットをはってソフトテニスをしている人が何人かいた


その人たちの顔は見ていなかった

ただ、ボールを目でおっていた




班活説明会の時間になり、１年はまた小体へ集まった


また入口側を向いてステージ側を背にしている


『１、始めの言葉』


また長々と始まった


―――『男子ソフトテニス班』

そう呼ばれ、入口から先程のネットが出てきた


「これから、前衛がボレーしようとしたけど届かなくて後衛に任せる所をやります」


長々とした題名で、思わず笑ってしまった


「次に振り向きボレーをします!!これは去年、失敗してしまったので成功させたいと思います!!」