いつもいつも、いつまでも… ~石田班長~
「…マネージャー希望でーす!!」
「「え゛!?」」
「マジでぇ!?」
「ヨッシャあッッ!!」
男テニの人達みんな喜んでいた
ガッツポーズしている人もいれば喜び過ぎて跳び跳ねている人もいた
「あの…アドレス教えてくれないかなぁ…?」
1人、アタシに近付いてきた3年の先輩がいた
「……あ!はいッッ!!」
ポカンとしてしまった
その時のアタシの顔をみたら絶対みんな笑う自信がある
と、何故かアドレスを教えて
「ありがとう!!」
と、にっこり笑っている3年の先輩がいるだけだった
テンション上がりまくっている…
本当にこんなんで良かったのかなぁ…?
「そろそろ6時だよ?帰る?」
「え!?まぢぃ!?……本当だ」
班活を見学していい時間帯は6時までだった
アタシたちは女テニの先輩にお礼をいい、もと行った道をつたって帰った
男テニと女テニのコートの間を通ってる時、祥汰先輩がジャストタイミングでいた
「これで良かったンですよね?」
いたずらっ子っぽく笑ってやった