騎士と夢巫女





「僕は、一夜 鳶【イチヤ エン】。特別科の三年、よろしくね」




ニッコリと優しげな笑顔を浮かべる一夜は、絵になるほど綺麗だ。由乃は自分の鼓動が早くなるのを感じた。




しかし、それは恋のような甘いものからくるのではなく。恐怖からくるものだった。




なぜか、彼が凄く怖い。美しすぎるから??恐ろしいほど美しい、てきな??




『綺麗なお顔をしてますね』




ニッコリと笑顔を浮かべる。





大丈夫、違和感無く笑えてますよね??





< 27 / 57 >

この作品をシェア

pagetop