きっと、君を離さない
「なにか、変わるの・・・?」
「ん?んー、チューができる」
「な、・・・ばっかじゃないの!?」
すっかり悠斗のペースにはまってしまっている。
なんだか、いつもと違う雰囲気の悠斗。
甘い悠斗に、私はタジタジになってしまう。
「好きだよ、春香」
「・・・わ、わかったからっ」
神様。
私は彼を、信じてみようと思います。
真っ直ぐで純粋な彼を信じてみようと思うのです。
もう一度、幸せを夢見てみようと思うのです。
健太と見れなかった世界を、彼と見てみたいと願ったのです。
健太は、許してくれるでしょうか。