きっと、君を離さない



下校中の生徒の悲鳴。
バタバタと駆ける足音。


騒然とするこの場所。





私は、震える体で振り返る。






横たわる彼。







地面には、真っ赤な血が流れていた。












あの時と同じ・・・・・・・・・。










健太も、ああして倒れてた。










「いやっ」





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