過去の私と今の私
第3章
私はだんだん直人くんのことが
気になっていた。
変なイメージが自分の中で
ついたのもあったけれど、
授業中よく目が合うからだ。
1回も話したことがないのに
よく目があるからどう反応すればいいか
わからずなんだか不思議な気持ちでいた。
ある日私は新しく友達になった
夏海に直人くんのことを話した。
なんでも直人くんと夏海は
同じ中学だったらしい。
部活も部員とマネージャーという関係で
比較的一緒にいることが多い二人。
すると後日、
「あいつも目合うって言ってたよ。
なんかうちらの中学で一緒だった子に
似てて、むしろ見てるらしい」
と夏海が言ってきた。
「むしろ見てるってなにそれ」
と私と夏海は笑いあった。
私が直人くんのことをいつもキレてる
バナナの子とイメージ付けしたように、
きっと彼の中でそうイメージされて
いるのだろうと思った。
気になっていた。
変なイメージが自分の中で
ついたのもあったけれど、
授業中よく目が合うからだ。
1回も話したことがないのに
よく目があるからどう反応すればいいか
わからずなんだか不思議な気持ちでいた。
ある日私は新しく友達になった
夏海に直人くんのことを話した。
なんでも直人くんと夏海は
同じ中学だったらしい。
部活も部員とマネージャーという関係で
比較的一緒にいることが多い二人。
すると後日、
「あいつも目合うって言ってたよ。
なんかうちらの中学で一緒だった子に
似てて、むしろ見てるらしい」
と夏海が言ってきた。
「むしろ見てるってなにそれ」
と私と夏海は笑いあった。
私が直人くんのことをいつもキレてる
バナナの子とイメージ付けしたように、
きっと彼の中でそうイメージされて
いるのだろうと思った。