※クールな彼の笑顔にご注意下さい



温泉から出た後皆とお話しして気付いたら寝てしまったみたいで、寝る直前の記憶が曖昧っ




柊くんのイビキで起きてしまったあと、みんなの寝息を耳にしながら




寝る直前、皆と何と話してたっけなんて考える




んー・・・寝れなくなってしまったっ




少し・・・外に出て風浴びてこよう



部屋を出る際、神田くんの布団が抜け殻な事に気付いた




神田くんも、何処かに出てるのかな?



私は何と無く海辺にいるような気がして



皆を起こさないように静かに部屋を出て


追いかけるようにして外に出た




砂浜へ出ると海風に髪とパーカーを揺らしながら立ち尽くす神田くんが居た





ほ、ホントにいるとは思わなかった・・・



なんてちょっと驚いていると私の砂上を歩く足音で神田くんがこっちに気付いた




「あ・・・」




「こ、こんばんわ・・?」




「ふっ、何それ」




夜の月明かりに照らされて軽く笑う神田くん



な、なんて、かっこいいのでしょう・・・



いつもでは考えられない光景にドキドキするっ




「神田くんも寝れなくなっちゃったの?」




「まあ、。」




「あたしも!てか皆より随分早く寝ちゃったみたいでなんかスッキリーって感じ?」


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