※クールな彼の笑顔にご注意下さい



「雪翔はあたしのこと好きなの。貴方だって気付いてるんでしょ?」



「・・・ッ」




そんな、勝ち誇ったような笑み・・・




知ってるよ。そうかなって思ってたよっ




でも、悪魔で憶測で動いていた私達に確信の一撃




「それでも、麗菜さんには彼氏がいて。だから、私は・・・っ」





「ほんっと諦め悪いわねー?折角遠回しに言ってあげてるのに」




「・・・?」




「こないだまで居たけど、雪翔の気持ちに気付いて別れた。


そして、合宿であたし、雪翔に告白したわ」




「ッ?!!!」




頭に強い衝撃が走った気がした




なにこれ・・・


こんなに事実って、ショックで残酷なんだっ



「まあ、そーゆーことだから。ごめんね、結愛ちゃん。雪翔にはもう近寄らないでね」



そう満面の笑みで言い、私一人を残して屋上から出て行った




麗菜さんが告白したって



だって・・・そんなの



神田くんにとっての返事は一つなんじゃ・・・



てことは・・・今、もう。


麗菜さんと神田くんが付き合ってるってこと・・・?




そんなの・・・



認めたくないょ・・・


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