※クールな彼の笑顔にご注意下さい
「お前、泣いたろ」
「へ?!!な、なんで分かったの!、」
そんな、泣いたって言っても少し出ただけだから目が赤いとかないハズなのにっ!
「お前、分かりやすいからな」
「うぅ、ごめんっ」
「なんで謝んだよ(笑)」
そう言って軽く頭をくしゃっと撫でる流輝
う・・・またコレだ
いつからか、流輝が私に対してこの癖をやるようになった
最初の頃はお互い触れ合うなんて全く意してなかったのに
ほんと、いつからだっけ・・・
でも、今のあたしにはこれがなんだか心落ち着いたりする・・・
もしも・・・私が流輝の事を好きだったらこんな辛い日々を過ごさずに済んだのかな・・・
ちらっと見る横顔はなんだかいつもよりも輝いてみえた
あれ・・・流輝ってこんなにイケメンだったんだ・・・
「ん?どした??」
「へぇっ?!な、ななななんでもっ!!」
あ、危なぁーいっ
なんだかあたし今考えてはいけないことを考えて居たような・・・
もぉおぉおお!
あたしってなんでこんな馬鹿なんだろぉぉおおぉ