※クールな彼の笑顔にご注意下さい




「なにこれ」



少し前のめりになりあたしの目下にあるタトゥーシールに触れる神田くん



「シールなのっ」




か、神田くんの指がッ


あたしの顔に、ふ、触れてるんですけどおぉおお!!///




「お化け屋敷の受付やってたからそれでッ、仁美とお揃いでッ」



てゆーか、近い近い近いっ!!!!




「あー・・・だからか、なんかいつもと雰囲気違うもんな」





そう言って、受付衣装のまんまの私をマジマジと全身、見直して何かを納得出来た様子の神田くん





解決出来て、何よりですよ〜




てゆーか!!

「神田くんこんな所に居ちゃダメでしょ!麗菜さんはっ?!」



と、切り出した途端ピクッと顔をしかめる神田くん




え!?


な、なんかあたし、マズイこと言っちゃったかなっ・・・




「お前、最近俺のこと避けてるよな」




「えっ?!」



「俺が教室来てもいつもいねーし」



「ぐ、偶然だよー!!」



「一切顔合わせようとしねーし」




「そ、そんなつもりはッ」




あーあたし、絶対目泳いでるよー



バレバレだろうな・・・



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