※クールな彼の笑顔にご注意下さい




「麗菜さんが神田くんに告白したって聞いて


神田くんは麗菜さんが好きって聞いて


だからあたしはもう神田くんを好きでいちゃいけないんだってッ

この気持ち、止めなきゃって

好きじゃなくなる努力しなきゃって思ってっ」






「もう、いいよ。そんなことしなくて」



そう言って神田くんの腕の中へぎゅっと抱きしめられる




どーしよ・・・



何この展開・・・夢見たぃっ・・・



信じられないよ・・・っ




・・・ーってぇ!!!




「えぇぇぇぇええ!!!」





「・・・相変わらずだな、お前」




「だ、だだだって!!!待って!待って待って!!あたしの心臓が持たないっ」




「いや、お前そこは普通もーちょっと」



「む、無理です!私そんな大人じゃないから余裕とかないんです!!」




「ほー無経験と・・・?」




「ほぼ・・・ゼロに等しいかと・・・」




「ふーん、」



や、やっぱ、17歳にもなってゼロって引くポイントだったかな?!と一瞬焦ったんだけど・・・



そんな私の想いを気に求めず不敵な笑みを浮かべる神田くん




「じゃー祝いにキスでもしとく?」



は・・・?




「はぁあぁあぁぁ?!!!」


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