※クールな彼の笑顔にご注意下さい
文化祭のクラスで提出しなければならない決算書だよねっ
準備費とか、売上とかもろもろ正確な数字、確認してほしいって所かなー?
仁美、頭いいもんねっ・・・
仁美の邪魔しないようにしなきゃっ
「流輝、パネルあたし達で運ぼう??」
「え、あ、あぁ」
「仁美ー!これ私たちで運ぶから仁美はそっちよろしく〜☆」
なんか、ごにょごにょ言ってるけど気にしなぁーいっ
「よいしょっと。」
ん、二人だと割と腕にずっしりくる感じあるなぁ〜・・・
「お前ほんと、変なところ気を遣うよな」
「へ?別に、気なんか使ってないよ??」
「ふ・・・そうだなっ」
ん???
「あ、結愛こっから階段だから気をつけろよっ」
「はーいっ!」
「お前、なんか躓きそうだな・・・」
「失礼な!大丈夫ですもん!!」
「ああ、そうだな。今回ばかりはそのテンションで頼むよ。助けてやれないからな」
「ご心配なく〜」
必死の思いで階段を登り切り、屋上にヘトヘトな状態で到着
「ふぇー・・・いい運動したっ」
「は?これで?!」