※クールな彼の笑顔にご注意下さい
「俺、あなたの事知らないんですけど」
・・・そりゃそーなるよね。
あたしが一方的に魅入ってただけで、彼には存在認知されてないだろうなって思ってたし
「たぶん、初めてお話すると思われるのでしょうがないかと・・・」
現実目の当たりにすると、思ってたよらもキツイなぁ・・・
でも、こっから始めればいいよね?
こっから始まる恋でもいい・・・よね?
「私、星野結愛って言いますっ!憶えて下さいってか憶えてっ!」
「・・・フッ、強制かよ」
「・・・・・ッ・・///」
うそっ・・・
やばい・・・
こんな、ちゃんと話したの今日が初めてなのに、
神田くんのあの笑顔見れるなんて・・・
どうしよう・・・すっごい幸せ・・・
すっごいドキドキする
すっごい・・・スキ・・・
175センチくらいの身長にナヨッとしない程の肉付きの身体とか
骨張った肩や手とか
バスケやってる癖に割と細い指とか
サラサラな黒髪で長すぎず短すぎない前髪とか
神田くんの何もかもが私の心をドキドキさせる。
何もかもが、私の心を揺さぶる