※クールな彼の笑顔にご注意下さい




「俺、あなたの事知らないんですけど」





・・・そりゃそーなるよね。




あたしが一方的に魅入ってただけで、彼には存在認知されてないだろうなって思ってたし




「たぶん、初めてお話すると思われるのでしょうがないかと・・・」






現実目の当たりにすると、思ってたよらもキツイなぁ・・・






でも、こっから始めればいいよね?




こっから始まる恋でもいい・・・よね?






「私、星野結愛って言いますっ!憶えて下さいってか憶えてっ!」







「・・・フッ、強制かよ」






「・・・・・ッ・・///」





うそっ・・・




やばい・・・



こんな、ちゃんと話したの今日が初めてなのに、



神田くんのあの笑顔見れるなんて・・・






どうしよう・・・すっごい幸せ・・・




すっごいドキドキする




すっごい・・・スキ・・・







175センチくらいの身長にナヨッとしない程の肉付きの身体とか



骨張った肩や手とか



バスケやってる癖に割と細い指とか




サラサラな黒髪で長すぎず短すぎない前髪とか




神田くんの何もかもが私の心をドキドキさせる。


何もかもが、私の心を揺さぶる




< 14 / 352 >

この作品をシェア

pagetop