※クールな彼の笑顔にご注意下さい





「結愛、出来たのか?」




タイミング良く、私たちのグループを覗き見に来た流輝




「うんっ!めっちゃ上手に出来たよぉ!」




〝マジで上手いな・・″と、私の腕前に圧倒され気味の流輝





ふふーんっ♪

流輝が上手って言ってくれるくらいだもんね!



きっと、神田くんも受け取ってくれるよねっ♪




あ、そうだっ!




「はい、流輝っ!交換ね?」



私のカップケーキを一つ流輝に差し出す




「お、おぅ・・」




やったぁっ!

仁美と流輝のカップケーキGETっ☆





お家に帰ってお母さんに自慢しよぉーっと!




よーし!いつものテンション戻ってきたしっ!




大好きな神田くんに会いに行きますかっ☆



「じゃあ、あたし神田くんの教室行ってくるね♪」




2人に行ってらっしゃいと見送られながら神田くんの居るクラスへ自然と軽い足取りで迎う









【hitomi side】





「流輝・・・あんた顔緩んでるよ」




「はっ!べ、別にそんなわけねーしっ」





それで気を引き締めたつもりなのだろうかと思う程、ゆるっゆるの表情をする流輝

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