※クールな彼の笑顔にご注意下さい




「てか、落ち着いたか?そろそろ決めねーと時間なくなるぞ」




「ハッ!主の目的忘れてたっ!」




こんな素敵な女の子、西園寺夏音さんと初対面するきっかけとなったこの時間





ただ、交流を深めるために皆が集まった訳じゃなくて、修学旅行の北海道で何処に行くかって言う重要なプランを立てる為だったりする





「はい、じゃあ一人一つ行きたいところあげるってことで」




本来の目的を思い出した仁美はキチッと皆をまとめて司会をする





「はーいっ!あたし動物園行きたーい!!」





「はぁ?なんで動物園?そんなの東京にだってあるじゃない」





「チッチッチ!旭山動物園ってところなんだけどね?

寒いとこが好きな動物の為の動物園と言っても過言ではないのでーすっ!」




「へーそうなんだっ」




「結愛、よくそんなこと知ってるな」



私がそんなことを知っているのにちょっぴり驚いている流輝






「前にお母さんが言ってて、人生一回は行ってみたいなぁ〜っておもってたんだ!」




「シロクマとか居るの?」





「うん!多分居ると思うよ??」



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