※クールな彼の笑顔にご注意下さい





「ねぇ、神田くんっ」




「何?」





「楽しくない・・・?」






正午過ぎ、予め決めていたお昼ご飯屋さんへと6人でぞろぞろ歩く中、そんなことを口にする






「・・・何で?」




「なんか、あんまり笑顔が見られないから・・・」




「別に。普通だけど」




うーん・・・修学旅行にまで来て普通ってどーなの??




やっぱり、楽しくないのかな・・・?




あたしは神田くん一緒に入れるだけで幸せ過ぎるのにっ




「何、柄にもなく考えてんの」




「あたしだって考えごと位するもん!」




突然黙り込んだ神田くん




え?!

あたしまた何かマズイこと言っちゃったかなっっ??




「・・・ホントに、楽しくないわけじゃねーから」



「え?」




「・・・お前が馬鹿みたいに騒いでるの見てるだけで満足ってゆーか」




「〜ッ?!///」




い、いきなりクールからのスウィートへキャラチェンっ?!



み、皆居るのにぃ〜///




で・・・でもぉ・・・




「えへへっ」




顔が緩むっ♡





「・・・なんだよ」





「なんでもなぁーいっ♡」




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