※クールな彼の笑顔にご注意下さい

「彼氏が彼女に連絡とってこう言われるってっっ


お前ら普段連絡とってないのかよっ雪翔らしいけど」




と、笑ながら言う柊くん





「つーか、日頃の行いだなっ普段から雪翔が優しく接しねーからッ」





「お前、それ以上言ったらさっきのこと西園寺に言うから」




我慢の限界が来たようで、神田くんが柊くんに冷たく言い放つ




この一言に私は何もピンと来ないけど、柊くんには血の気が引くほどにキツイ一言だったらしい




「ホンマすんませんっっ」




なんか、ナマッてるし・・・




「宮本、後よろしく」




「はいはい！行ってらっ」




一息つく間も無く手を引かれてエレベーターへと乗り込む





「神田くん・・・？どこ行くの・・・？」




神田くんが無言で押したボタンは最上階




エレベーターが到着し降りてから、フロアーの端にある階段を神田くんに連れられたまま少し上って




目の前に現れた鉄の扉を徐に開けると





「・・・ッー」




言葉を失った