※クールな彼の笑顔にご注意下さい
神田くんとこんなやり取りを交わす時がくるとわっっ
さっきから頬の緩みが取れないよぉ〜♡
「じゃあ行こっ?
今日観にいく映画すっごく楽しみにしてたんだぁ〜♪」
なんて浮かれてる私の手首をバチっと掴む神田くん
「え・・・?どうしたの・・・?」
相変わらず無表情無言のクールな神田くん
有無を言わずにスタスタとあたしの手を引いて歩き始めた
「え、ちょっ!神田くんっ?!!」
私がどんなに声をかけても無心で歩く神田くんに
私はただ付いて行くことしか出来なくって
でも、神田くんの目的地が近づくにつれて私も分かってきて
「神田くん・・・なんでっ!!」
「いいからっ」
暫く歩くとやっと到着した目的地
「なんで私ん家・・・?」
「とりあえず、外さみーから中入れよ」
「あ、うん。じゃあ、神田くんもどーぞ・・・」
「あー・・・うん」