※クールな彼の笑顔にご注意下さい





凍えるような寒い外から家の中へと2人で入り、私の部屋へと神田くんをご案内





部屋は冷え切っていて寒い寒いっ



暖房器具に頑張って暖めて貰わなきゃ!




「親は?」




「あ、うん!出掛けてるみたいっ

いつ戻ってくるか分からないけど」




「そっか」




「・・・神田くん」



私の隣に腰掛けて次の言葉を待つ神田くん




「なんで私の家・・・?Xmasデートは・・・?」




「お前、熱あんだろ」




「え?!なんで?!!」




気付いてたのっ?!



「そんなに、体調悪そうな顔して息が荒ければ気付くって」



ゔぅ・・・



私の中では完璧にこなしてたつもりだったんだけどなぁっ




「神田くんと過ごす、初めてのクリスマスだったからどうしても台無しにしたくなくて・・・」



そんな思いで形振り構わず神田くんに会っちゃったけど・・・




「でも・・・良く良く考えたら神田くんにも風邪移しちゃうかもだし・・・あたし自分のことしか考えてなかった、ごめんなさぃっ」




ただ、クリスマスデートしたかっただけなのに・・・




なんで風邪なんて引いちゃったのっ




このタイミングで・・・トホホ


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